35歳から登山を始めた単独登山が好きな初心者の日記です。山行日記や登山用具に重課金しまくった経験を元に登山ギアの紹介をしています。これから登山を始められる方の参考になれば幸いです。よろしくお願いします。

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【登山日記】山形の山に登るよ!山頂付近やばない?!めっちゃ体力持ってかれた晴天の鳥海山 湯の台口ルート

登山日記 

こんにちは!テルです。

今回は、北アルプスにも慣れてきたので、地元の有名な山にも行ってみたくなり、鳥海山に登ってきました。色々ルートがあり迷いましたが湯ノ台口ルートが一番登りやすそうだったので選択しました。登山口が複数あるルートは迷いますね。

北アルプスのように、途中営業している山小屋はありません。最初っから、水も食料も背負って行かなくてはなりません。かつ、どのルートを選択しても歩く時間が長いです。

果たしてどうなることやら・・・。

登山口までのアクセス

同じ山形県内ということもあり今回は車で向かいました。朝の3時に出発し登山口を目指します。ナビで向かってので迷うことはありませんでしたが山奥に向かう道なのでここ通るの?という道を走らされます。だんだん明るくなる朝方のドライブも悪くありません。

徐々に近くなってきました。車から今日登る鳥海山が見えてきました。

朝日が眩しくサングラスつけないと運転がきつかったです。それくらい気持ちのいいスカイラインでした。そんなこんなで登山口に到着です。

ここからの景色もいいです!

駐車場は20台位は止められそうです。

しっかりしたトイレもあります。売店、自販機等はなかったと思います。

準備を整え、6時。

いよいよ登山の開始です。

山行メモ

登山口からは石畳のようなところをしばらく歩いていきます。特に迷いそうなポイントはなかったです。

しばらく歩くと滝ノ小屋が見えてきました。

滝ノ小屋を過ぎると登りになります。八丁坂というそうです。

ここが結構きついです。かなり傾斜があり、ずっと続きます。危険ではないですが体力が必要です。

でも、振り返ると日本海や、庄内平野が見えとても綺麗です。その景色に癒されながら急登を進みます。

長い急登が終わると七合目の河原宿が見えます。ここで休憩します。

ここからは雪渓を通るルートです。9月だったので思ったほど残っていませんでした。

さら行くと鳥海山屈指の急坂あざみ坂というところが出てきます。きついですが、稜線まで後少しです。登っていきます。

まもなく稜線です。稜線からの景色も綺麗です。

わかってはしましたが、ここからさらに稜線を歩きます。

だんだん岩だけの道になっていきます。新山(鳥海山)が見えてきました。思ったより岩場なのね・・・・。でも楽しそう!

新山(鳥海山)への分岐です。

鎖場が出てきます。剱岳の後だったのでそこまで怖くなかったですが、あまり岩場に慣れてない方は怖いかもしれません。

斜度もあるので落ちないように下ります。(写真は下りてからのものです。ちょうど雲のしたに立っている棒の様なところが分岐点です。そこから下ります。)

下り終わると、山頂直登のルートと鳥海山大物忌神社経由で山頂のルートに別れます。

私は、直登したかったので直登ルートを選びました。ゴロゴロした岩場を歩いていきます。

丸印の通りに歩いたつもりですが、途中ルートを見失いました。あっちこっちに丸があってどこが正しいルートなのかわかりません。周りをよく見渡して歩いていると人が集まっているところがありました。あそこが山頂か?とりあえずそこを目指します。見えているのにどうやって行けばいいかわからないという状況です。怪我しないように登っていきます。

やはりさっき人が集まっていたところは山頂でした。やっと着いたー。

山頂からの景色も綺麗です。きてよかったー!

しばらくして下山にかかります。帰りは神社に下りるルートにしました。こちらの方が道がわかりやすく登る時もこっちの方がいいと思います。すごい高い岩の間を通ったり・・・

新山山頂付近は基本こんな感じです。楽しい!!

そしてまた外輪への分岐まで鎖を登ります。

帰りは庄内平野と日本海をずっと眺めながら下山です。

登りはきつかったけど下りは楽ちん!ただ斜度あるので転倒には注意です。

遠くに雪渓エリアと河原宿が見えます。遠いなー。

あざみ坂、雪渓エリアを抜けてくると暑さがキツくなってきました。この日はずっと天気が良く景色を見るには最高でしたが、日中になってきて下りてくると暑さが堪えます。水も2、5リッター持ってきたのですが、すでに2リッター消費していました。天気がいい日はもう少し持っていった方がいいと思います。残り少ない水を節約しながら歩いていて、暑さもあり、バテてきました。

河原宿が見えてきたところで、しんどかったので30分ほど日陰で休み行動食を食べました。この休憩でだいぶ回復しました。(体力に自信があっても休憩は大事ですね。)

ここからまた八丁坂を下りて滝ノ小屋に向かいます。

ここで道迷いが・・・・・。後ちょっとで滝ノ小屋というところ目線くらいの木?が生い茂り河原の様なエリアで丸印をロストしました。本当にどこで間違ったかわかりません。地図アプリを見るとすぐ脇が本来の登山道だった様なのでちょっと強引に抜けました。なんとか登山道に出ましたが、失敗しました。本来道に迷ったらわかるところまで戻るが鉄則です。なのに強引に進んで、道に復帰した経験をしてしまうのはいらない経験です。劔岳の時はその鉄則に基づいていたのに。気が緩んでいます。ダメダメです。

14時、ちょっと落ち込みながらもやっと登山口に辿り着きました。やばい・・・。何か飲み物が欲しい。到着したのも束の間、飲み物欲しさに速攻で車で下りて行くのでした。笑

※登山口周辺は飲み物や食べ物を買えるところがしばらくありません。車で来られる方は予備を車に置いておいた方が無難です。およそコンビニの様なものはありません。だいぶ街の方に下りてからです。その辺の準備が必要なルートだなと感じました。だいぶ人里に下りてきたあたりで自販機を見つけコーラをがぶ飲みしました。うめー!生き返る!  なんで疲れた時のコーラってあんなに上手いんですかね笑

振り返って

正直、剱岳を登った後だったこともあってなんとかなるっしょと舐めていました。外輪からみた新山は劔にも負けていないくらい険しいです。実際、新山までの分岐の鎖場や新山直登コースはなかなかハードです。初めて行かれる方は覚悟しておいた方がいいです。前知識なしにあれを見ると足がすくむかも。また、八丁坂やあざみ坂の登りも長いのでしんどいです。山行自体の時間も長めなので余裕を持って計画し、適宜休憩を挟むことをおすすめします。また登山口周辺に自販機等ないのも厳しかったです。ルート上は最悪雪渓から水を得るくらいしかできないので、天気が良い日は特に水を多めに持っていく、車で行かれる方は予備を持って行くことをおすすめします。(車内においておいてもいいような食べ物も)

帰りはぐったりでしたが、天気にも恵まれ、庄内平野、日本海は圧巻の景色でした。初めて槍ヶ岳を目の前にしたようなドキドキした気持ちになりました。住んでいるところから遠いのであまり頻繁には来れませんが、また行きたい、おすすめしたい山でした。

また来るよー!鳥海山!

終わり

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