こんにちは!テルです。
今回は、普段の敷布団が登山用マットです暦1年のテル(笑)が、失敗談を絡めて、スリーピングマットの比較レビューをしていきます。
こんな人に読んで欲しい。
- 色々ありすぎてどれがいいかわからない。
- クローズドセルとエアマットはどちらがいいの?
- クローズドセルの中でのおすすめは?
- 山と道のスリーピングマットの使い心地は?
結論から言うとテルは、お恥ずかしながら寝相が最強に悪いため、クローズドセル一択です。エアマットだと多少高さが出るため、すぐに落ちて起きてしまいます。笑
正直個人差もありますし、どんな山行をしたいかにもよってしまうので、レビューが参考になれば幸いです。

クローズドセルとエアマットの違い
まず、スリーピングマット導入にあたり、機能の違いを見ていきましょう。
スリーピングマットは『クローズドセルタイプ』と『エアーマットタイプ』の大きく2種類に分けられます。
それぞれの強み
クローズドセル・・・発泡素材で作られたマットです。強みとして手入れが楽なことと、穴が開いても性能的に変わらず安心して使えること、設置や撤収、またお手入れも楽です。
エアマット・・・空気で膨らませるマットです。強みとしては、コンパクトに収納できること、厚みがあるため凸凹を感じづらいことです。
それぞれの弱み
クローズドセル・・・ものにもよりますが、非常に嵩張る。外付けが基本となります。これもものによりますが、その薄さのため、底付き感や異物感を感じることがあります。寝心地も優れているかと言われると微妙です。
エアーマット・・・穴が空いたら全く使い物にならない為デリケートに扱う必要がある。設置や撤収に多少時間がかかる。購入する際金額的にクローズドセルより高めである。私にように寝相が悪い方には向きません 笑
向いている山行
クローズドセル・・・雪山山行や長期の山行。マットが使えなくなったら致命的になってしまう環境ではクローズドセルが向いていると思います。
エアマット・・・マットを外付けしたくない山行や、テント泊に快適性を求める方。

自分が行いたい山行を想像してみよう!!!
クローズドセルマットの失敗談
一番初めは値段の手頃な、クローズドセルマットを購入しました。サーマレストのリッジレスト ソーライトです。
正直、いきなり普通の敷布団からペラペラのマットに変えたのですぐ体が痛くなり、日常生活にも支障があったので、一旦中断。笑
大人しく普通の布団に戻しました。
その後、同じサーマレストのZライトソルの評判を見て、購入。
また合わなかったらどうしようと思いながらも使用してみると、しっくりきて、無事普段のお布団は登山マットです。の生活が始まりました。笑
・サーマレスト リッジレスト ソーライト 5,280円 183㎝ 100㎝換算216g 厚さ1.5㎝
・サーマレスト Zライト ソル 8,140円 183㎝ 100㎝換算221g 厚さ2㎝
Zライトソルとリッジレストの違いは、凹凸のパターンくらいだと思いますが、個人的にはZライトの方があっていました。
エアマットの失敗談
実はエアマットも使ったことあります。
もちろん寝相の悪さによる弊害を想定していたので寝袋の中にインできる、肉抜きされたようなエアマットでした。
初めてのエアマットだったので、かなり期待していたのですが・・・。
寝返りの多い私には、グニャグニャ沈み込んで、すごく寝づらい・・・。毎日のことなのでだんだん不満が溜まっていきます。
個人的にはそう感じてしまい、使わなくなってしまったのでした。
もしかしたら、他のエアマットを使用したら感想が変わるのかもしれませんが、個人的にはエアマットは合わないなと感じました。
その他に購入したマット達
上記のマットのほかに エバニューのFPマット100、山と道 minimalist Pad を購入しました。(かなりの浮気者。試したくなって買っちゃうんです。泣)
・エバニュー FPマット100 2,860円 100㎝ 厚さ5mm 160g
・山と道 minimalist Pad 3,520円 100㎝ 厚さ5mm 53g!?
エバニューは、ブログのレビューをみて試したくなりました。サーマレストとは異なる収納サイズが魅力的に感じましたが、肝心の寝心地は・・・。
どちらかというと不可でした。個人的には硬すぎて我慢して寝るイメージでした。
山と道は正直マットとしてではなく、フレームレスのザックの型崩れ防止にフレーム代わりとして軽量なものはないかと探して購入しました。
(怒られますよね・・・・・。)
最初から、スリーピングマットとして考えてなかったので、試してもいませんでした。
そして驚愕の事実が・・・
無事、サーマレストのZライトソルに収まり、しばらくたったある日のこと、何気なくマットの掃除をしていたときにあることに気づきます。
山と道のマットの上に立ったら、足元がすごく暖かく感じたのです。強烈な違和感に、まさか、下の部屋で火事か?と思ったくらい。
ごめんなさい 盛りました 笑
でもそれくらいの暖かさを感じたのです。
季節はまだ肌寒い季節。暖かさには非常に敏感です。
この暖かさに驚き、試しに一日寝てみたのです。すると・・・
えっ、普通に寝心地いいんだが・・・。厚さ5mmよ?なんで普通に寝れるの?
もう頭の中がパニック 笑
今まで寝たどんなマットより普通に寝れたのです。
はっきり言ってその薄さ故に、底付き感は多少感じるんです。
なのに他の底付き感を感じないマットより いいんです。
おそらく素材による違いかと思います。minimalist Pad は他のマットに比べて非常に柔らかい。
その分、耐久性には難ありなのですが、この薄さでこの寝心地は驚異的です。
正直、ULの商品なので、我慢する商品だと思ってました。
過去の自分をぶん殴りたいです。それくらいいいです。

『山と道』恐るべし・・・。
3種類のマットの比較
ここで、今手元にあるマットで比較検討してみます。

実際のテント泊も想定して、もともと長かったサーマレストは腰までの長さにカットしています。
他のマットはそのままのサイズです。
Zライトソルといえば、この凹凸。この凸凹のおかげで下に小石とかあっても違和感を感じづらいのと、収納するとき上手く合わさって嵩張りを最小限にします。裏面には、アルミ蒸着してあり、暖かく感じます。

エバニュー FPマット100の良さは、収納力にあると思います。薄く、畳んでも嵩張らないので、ザックの背面パッドにもできそうと思って購入しました。
収納サイズは、想定通りでしたが、寝心地があまり好みではありませんでした。硬めの素材なので、これも異物感は感じづらいと思います。

山と道 minimalist Padです。右下にクリップの跡がはっきり残っています。それくらい柔らかく、耐久性はあまり期待できないと思います。
個人的に好きな寝心地と、軽量、コンパクトなのが強みです。
なんてったって脅威の53g!!!
重量でこれを超えるマットを私は知りません。一円玉50枚分ですよ?軽すぎ!
ただ、その軽さ故に風で飛ばされやすいそうです。納得。

収納サイズと異物感
寝心地とそれぞれの特徴がわかったところで、実際の収納サイズとマットの下の異物感の感じ易さをチェックします。

収納サイズをチェック!!!
実際のパッキングを見ていきます。参考としてトレイルバムのバマーで行います。
サーマレスト



エバニュー


山と道



それぞれ特徴があり、工夫できそうですね!
異物感の検証
南京錠を小石に見たたて、寝てみます。

サーマレスト・・・凹凸のおかげで、異物感を感じません。探すのが大変でした。笑

エバニュー・・・素材が硬いので痛くはないですが、存在ははっきりわかります。笑

山と道・・・痛いです 笑 徹底的な整地が必須です。


快適性に大きく影響しそうですね。
まとめ
普段使う分には、山と道の圧勝です。これ以外はいらないと感じました。
ただ、実際の山行ではその柔らかさから、異物感を感じたり、耐久性に不安があったり、気を使うと思います。
それが嫌な方は、サーマレストや軽量なエバニューもアリかと思います。特に、サーマレストは異物感をほぼ感じなかったのでアウトドアで使うには、やはりアドバンテージを持っていると思います。高評価なのも納得です。
ただ、私は山と道のよさに気づいてしまったのでこれからも山と道を使うと思います。山と道にはほかにもマットがあるので、そっちも買ってみようかな?買ったらレビューしますね。笑
今回はテル一押しの 山と道 minimalist Padの優勝ってことで。笑
なかなか売ってないけど、本当にいいので一度試してみてください!!!
YouTubeチャンネルやっています。
終わり
サーマレスト Zライト ソル

サーマレスト マットレス Zライトソル R 30670 レギュラー シルバー/レモン THERMAREST 【202204A】
エバニュー FPマット100

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