こんにちは!テルです。
今回は、パタゴニアの名品 フーディーニジャケット をレビューしていきます。
結論は、完璧ではないけど、恐ろしく汎用性の高いギアです!!!
こんな人に読んで欲しい。
- ウインドシェルってペラペラなビニールでしょ?
- ウインドシェルはどんな場面で活躍するの?
- 持っていく価値はあるの?

私も、最初はこんなペラペラに諭吉は出せない!と思ってました(笑)
フーディニジャケットとは
フーディーニジャケットとは、パタゴニアを代表する商品で、カテゴリとしてはウインドシェルにあたります。
商品ラインナップ
フーディーニにはラインナップがあります。
フーディーニジャケット 105g 14,850円(税込)
- 素材は1.2オンスのリップストップナイロン。ジャケットタイプで一番汎用性が高い。耐水撥水加工済み。本体をチェストポケットに収納可能。
フーディーニエアジャケット 116g 23,100円 (税込)
- 素材はダブル折り1.4オンスのパーテックスエクイリブリウムナイロン。フーディニと同じジャケットタイプだが、より通気性に優れた素材により、激しい運動にむく。
フーディーニスナップTプルオーバー 113g 14,850円 (税込)
- 素材は、フーディーニジャケットと同じもの。プルオーバータイプで、カンガルー型隠しジッパー式ポケットがつく。フーディーニジャケットには、胸ポケットしかないので、ポケットが欲しい方や、フードがいらない方は、こちら。
ウインドシェルの役割とは
ウインドシェルの役割は、その名の通り、防風を担う軽量なジャケットです。
体を、風によってもたらされる危険から守ってくれます。


それは、わかっているのですが、初めて見た時はこんなのに諭吉なんて出せないと思っていました。
購入を渋った理由
- 素材が薄すぎる。・・・こんなペラペラで防風ができると信じていませんでした。
- 中途半端感・・・防風にしても、防水にしても中途半端で、レインウエアでいいのでは?という思いがあり、わざわざ持っていく価値を見出せなかった。
- 高すぎる・・・こんなナイロンに諭吉は出せないっすよ・・・。
とにかく、ネガティブ要素が多かったです。
ただ、心情として みんながいい と言っているものに惹かれるわけで・・・。
失敗覚悟で購入したのでした。
フーディーニが活躍する場面とは
渋々購入した?フーディーニでしたが、高い買い物だったので、様々な環境で使って見ました。
10月の雨の降る月山。
9月の剱岳のアプローチとアタック。
11月の強風の蔵王連峰。
9月の上高地ハイク。
3月の山形でアウターとして。
3月の仙台町中散策の時。
9月の冷房がガンガンの夜行バスの中。
様々な環境で使う中で、フーディーニジャケットの得意な場面と苦手な場面があることがわかってきました。
得意な場面。
- 暖かいが、日陰に入ると風が冷たいシュチュエーション。
- 夏のそこそこ風がある高山。
- インナーの保温力は高いが、風がそこそこあり、熱が奪われるシュチュエーション。
- 昼夜の寒暖差が激しい場面。
- 冷房が効きすぎた場所。
- 汗をかいた後の休憩時。(汗冷えから守る。)
風がそこそこの時や、寒暖差がある時が得意。
苦手な場面
- 爆風。
- 雨。
- 暑くて、風がない。
- 運動量が多い。
極端な天候は苦手。
フーディーニは、極端な天候が苦手です。
想像通り、強風では保温より、放熱の方が勝ってしまいます。
雨に濡れると、撥水加工がされているとはいえ、冷たく感じ、震えがきます。
風が全くない状況では、寒冷な状況でなければ暑く感じます。
運動量が多いと、かなり蒸れます。(ジッパー開閉である程度対処できますが・・・。)
しかし、一番遭遇するであろうそこそこの風の時にはしっかり風を遮りつつ、その薄さからヒートアップしづらい状態に保ってくれます。
また、寒暖の差が激しい時は本当に頼りになります。
例えば、今時期の平地で昼は20℃くらいで暖かいのに夜は5℃まで冷えるみたいな時に、昼は暑すぎず、夜はフードまで被れば、そこそこ冷えを抑えることができます。
このシュチュエーションは、9月の上高地、穂高、槍の朝と日中の気温差に近いです。
コンパクトになるので、常時カバンに入れていても邪魔にならず、冷房の効きすぎた場所に行った時は、寒さから守ってくれます。
休憩時には、羽織ることで、運動停止と風による汗冷えから守ってくれます。
弱点もありますが、その軽量コンパクト性から持ち出しやすく、極端な天候でなければ出番が多い為、非常に汎用性の高さが目につきます。
汎用性の高い装備は、無駄な道具を減らしてくれます。
特化しているのではなく、そこそこ がいい感じに当てはまるのです。

諭吉を出す価値、十分にあります!!
フーディーニを活用するために
個人的に、フーディーニの良さを最大限引き出すために気をつけていることをお話しします。
・インナーには長袖。
基本的に、インナーには長袖をきます。半袖の時、汗で生地が張り付き不快だったり、小雨でも肌に当たれところはくっつきますし、すごく寒いです。
長袖であれば、一枚 布を挟むので、汗をかいても、小雨が降ってもくっつきません。
・対応できない風や雨が本格化しそうな時は、迷わずレインに着替える。
汎用性の高さから、無理してきていたくなりますが、強風や、雨は、経験上、危険です。
ギアのキャパを超えたら素直に着替えた方がいいです。
フーディーニは、完璧ではありません。
・天気により、インナーの素材を変える。
晴れて暑い日は、化繊を着用します。少しでもオーバーヒートを防ぐ為です。
寒冷で曇りの日は、メリノウール を着用します。風を遮ることで熱を溜め込む為です。
私はやったことはありませんが、晴れた雪山であれば、フリースの上にフーディーニなんて方もいるようです。(自己責任でお願いします。)
インナーによって、対応できる幅がかなり広がるということです。
フーディーニの汎用性の高さを使いこなせるよう、試行錯誤です。

レイヤリングが肝!!!
まとめ
私自身、フーディーニの良さをどうしても見出せない時もありましたが、単純に使い方が悪かったり、場面にあっていなかった為だったと思います。
失敗を経たからこそ、今はフーディーニのすござがわかります。
今回の内容で、伝えきれたかはわかりませんが、少しでも魅力を伝えられたらいいなと思います。
完璧ではないけど、軽量で高い水準で汎用性を持ったギアです!!!
パタゴニア フーディーニ ジャケット 激推しです!!!
YouTubeチャンネルやっています。
終わり
リンクは、レディースですが、サイト内にメンズもあります。

パタゴニア ◆ ウィメンズ フーディニ ジャケット ( Black )
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