こんにちは!テルです。
今回は、モンベルのアンダーウエア、ジオラインMWのレビューをしていきます。
この記事を読んでわかること
- 秋から初冬の登山用インナーは、何を着ればいいんだろう?
- 化繊とメリノウールどっちがいいの?
- チクチクしないアンダーウエアってないの?
- コスパのいいアンダーウエアは?
- モンベルジオラインを使ってみての感想は?
秋から初冬のレイヤリング
寒いですね〜。
私は、山行計画のない休みの日は、毎週近くの低山でトレラントレーニングをしているのですが、夏の間に着ているPatagoniaのキャプリーンクールデイリーでは段々寒くなって来ました。
ランニング中は問題ない(−2℃でも上にフーディーニを着れば行動中は問題ないです。)のですが、休憩をしたりラン後のカフェでブログを書いていると汗で湿ったウエアが冷やされ、キャプリーンクールデイリーの生地が肌にピタッとくっついて冷たく、寒く感じるようになってきました。
キャプリーンは速乾性があり、とても信頼しているウエアの一つですが、常に乾いているわけではありません。あくまでも乾きが早いというだけで、乾くまでの間は湿っています。
その間に今時期だとどうしても冷たさを感じてしまいやすくなってしまっていました。
今までそう感じ始めた時期になったら、メリノウール(以下、メリノ)のアンダーウエアをきていました。
化繊とメリノはどちらがいいのか
メリノのメリット
- 濡れても冷たく感じづらい。
- 化繊より暖かい。
- 数日着ていても匂いが出づらい。
という部分が挙げられると思います。
そう思って私もメリノのアンダーを着ていたわけですが、不満もありました。
メリノのデメリット
- シンプルに値段が高い。
- ウエアの縮み問題
- 耐久性の問題
- チクチクする問題。
メリノは天然素材であるためか、お値段が高めです。
そして天然素材であるが故に扱いがデリケートなところもあります。
虫に食われる心配や、生地の強度の問題で洗濯に気を使ったり。
ズボラな私には、どうしても面倒に感じてしまうのです。(モンベルのメリノは腕のところが縮んできたり、破けも発生しました。まあ冬を2回超えたのでよしとしますが。)
そして何より問題なのが、着ている時にチクチクする問題。
今のメリノは昔のものよりだいぶ滑らかに、チクチクしづらくなってきているようですが、私のように肌が乾燥しやすい人間にとってはどうしても気になってしまいます。
この部分は、一部化繊でも感じたことがありますが(ヒート○ック)、化繊であればほぼ感じません。
登山関係の記事を読むと、メリノはすごく優れていると書かれています。
私も今まで4種類ほどメリノのウエアを試してきました。
メリノ100%のもの、メリノと化繊のハイブリット。1万円越えのものから数千円のもの。
色々試しましたが、結局メリットよりデメリットが上回っているなという結論に至りました。
化繊のアンダーウエア
そんなこんなで、暖かい化繊のウエアを探し始めました。
が・・・。
あれ、冬用化繊アンダーって意外とないんだな。笑
できれば、普段着る肌着としても使いたいので、なるべく安いものがいいな・・・。(大好きなPatagoniaだと諭吉が飛んでいきます。泣 性能は間違い無いんですけどね。)
ここは、コスパのモンベルを信じてモンベルのお店に・・・。
モンベルの化繊ベースレイヤーは、ジオライン。
噂には聞いたことがありましたが、あまり興味を持っていませんでした。
サイズ感がわかる様に置いてあった見本に触れてみて、肌触りがよく、暖かそうだったのでモンベルのジオラインを試してみることにしました。
モンベル ジオラインの特徴
ジオラインとは
モンベルがアンダーウエアのために糸一本から独自開発した高性能素材です。
遠赤効果により体を温めながら、極細繊維で作る独自の構造により繊維間に空気を豊富に蓄えることで暖かさを持続。
制菌・防臭効果や伸縮性、吸水拡散性にも大変優れ、快適な着心地を実現しています。
モンベルが独自開発した素材なんですね!
ジオラインの特徴
汗冷えから体を守る。驚異の速乾性を実現する独自のテクノロジー
生地の親水加工により、体から出た汗を素早く吸い上げ、生地全体に拡散・乾燥させます。汗濡れによるべたつきを無くし、サラサラとした着心地が持続します。
制菌効果でにおいを抑える
繊維に銀イオンを発生させる成分を練り込み、発生した銀イオンが、においの原因となる細菌を時間とともに減少させます。細菌そのものの減少にはつながらない「抗菌防臭」とは異なり、さらに高い防臭効果を発揮し、その効果は半永久的に持続します。
独自の高機能繊維と繊維構造により暖かさを持続させる
■ マイクロファイバー
動かない暖まった空気(デッドエア)を繊維間にたっぷりと保持することで高い保温性実現します。
■ ストレッチスパン糸
縮れを持たせたフィラメント(長繊維)を超極細糸で包み込んだストレッチスパン糸。繊維間に断熱材となる空気層を作り、暖かさを持続させます。※ライトウエイト・エクスペディションモデルのみ
■ ボックス構造(箱マチ構造)
2つの生地を隔壁を繋いだ独自の箱マチ構造を採用。暖かな空気をたっぷりと保持し、抜群の保温性を実現しています。※ミドルウエイト・エクスペディションモデルのみ
■ 遠赤効果で暖かい
繊維に練り込まれているセラミックが、体から出る熱を再利用して遠赤外線を放出。それが体内の水分子を振動させて自己発熱し、体を芯から温めます。
以上、モンベルホームページ抜粋。
ジオラインの種類
ジオラインには3つの種類が存在します。
LW(ライトウエイト)
MW(ミドルウェイト)
EXP(エクスペディション)
の、3種類です。このほかにTシャツタイプ、クルーネック、ハイネックがあります。
生地の厚さと一部性能も違う様ですが、基本的には暖かさの差と考えて問題ないと思います。
・・・・。
最初はアンダーに五千円かあと思っていたけど、この説明をみたら、どれだけ手間がかかっているかわかります。
この金額なのも納得です。
LW(ライトウエイト)だと寒そうだし、EXP(エクスペディション)ではオーバースペック。
ということで、一番汎用性が高そうなMW(ミドルウェイト)に決定!
金額は 4,730円也!!!
ジオラインレビュー
いつも、練習している近くの里山でチェック。
気温はマイナス2度。
レイヤリングはR1エア+ジオラインMW (風が出たら、フーディーニジャケット)の組み合わせ。
走りはじめは寒かったものの、すぐ暖かくなってきました。
キャプリーンデイリーではその素材から冷たく感じてしまう環境でも、冷たく感じません。
汗抜けも良好。体感的にはキャプリーンよりも早いと感じます。
かといって暑いわけでもない。
ジオライン、不思議な素材です。体感的にはドライレイヤーであるミレーのドライナミックメッシュの超細かい版を着てる感じ。
汗もすぐ肌を離れていき、汗濡れを感じづらいです。
一番気になっていた、ラン後の休憩時やカフェタイムの際にも、汗による濡れは感じるものの、いつもと違い冷たさを感じませんでした!
チクチクする感じも、ないわけではないですがほぼ感じないです。乾燥肌の私がです。
買って良かった!
気になる点
・ザベースレイヤーって感じのシェルエットがちょっとダサい。
・毛玉はできやすい。(4ヶ月間、2日に1度着ていれば当然か?)
・マジックテープにつくとボロボロに…。(これはジオラインに限ったことではないですが。)
まとめ
気になる点もありますが、ここまで機能的でこのお値段には脱帽です。
値段については、ヒート○ックなどに比べれば決して安いとは言えませんが、暖かく、着心地がいいので日常使いでのインナーに、冬場のトレランに大活躍しています。
何よりヒート○ックやメリノで悩まされたチクチク感もなし。
洗濯しても寄れづらいし、ちょっとやそっとでは破けたりしません。
他のブランドで似たような商品を買おうとすればヘタをすると倍くらいかかります。
さすがモンベル。鬼のコスパです。コスパ重視なら間違えなくジオラインをおすすめします!
今までモンベルの商品はあまりカッコよくなかったので、購入してきませんでしたが試して良かったです。
私のようにどうしてもメリノウール製品のチクチクに耐えられない人や、ズボラな人には本当にお勧めできる商品だと思います。
(夏用にLWも買おうかな….。)
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