こんにちは!テルです。 2019・12
今回は、自身初の雪山登山に挑戦しました。
普段よく登っている、熊野岳を上山にあるスキー場、ライザーワールドから登るルートが初めてでも行きやすそうだったので、そのルートでスノーシューハイクを楽しみます。
登山口までのアクセス
登山口になるライザーワールドまでは、車でもいけますが私はかみのやま温泉駅から出ている無料シャトルバス『ホワイトエコー号』で向かいました。
何箇所か停車場を経由して30分ほどでライザーワールドに到着です。ここから、リフトを2本乗り継いで登山口にたどり着きます。

施設の中の券売所で1回券を2枚購入します。一枚350円です。
ただ、登山口がわかりづらいです。最初どこから入るのか迷いました。
山行メモ
ライザーワールドのリフトを乗り継いで登山口に来ます。

ここがわかりづらいです。
この後も2回ほど同じルートで登っているのですが、積雪量によって通れるルートも、景色もまるで違います。ここが雪山の怖さです。(これで視界が悪いと迷いかねない)
個人的には、雪が積もっていればいるほど、木など障害物が雪の下になるので登りやすかったです。
また、雪質によって
硬くしまった雪⇨アイゼン、チェーンスパイク
柔らかく、深い雪⇨スノーシュー
と使い分けてもいいと感じました。
硬く足を取られない雪ならスノーシューは重いだけです。
ただこればっかりは、状況がわからないと判断できないので何ともですが。
少し歩くと倉庫?のようなものが出てきます。ただ、雪が積もると埋もれて確認できないことあります。(写真は通り過ぎて撮ったので、実際は右側に出てきます。)

基本的には、このポールを目印に歩くとわかりやすいです。ずっと間隔を開けて続いています。

歩いて行くと石像のようなものがあります

ここからは蔵王エコーライン(道路)とぶつかります

ここからは、積雪量によりそのまま進むか、道なりに進むか代わります。

目印になる看板です。

この標識を進みます。

しばらく歩くと避難小屋が見えてきます
晴れていると遠くに稜線やリフトがはっきり見えます。(写真は晴れている時のものです)

レストハウスの駐車場であろう場所にでます。
ここから登りです。(写真は晴れているときのものです。)

看板が出てきました。

稜線に無事到着!しましたがあいにくの天気です・・・。
少し先も見えないです・・・。
初めてなので怖いです・・・。
進むべきか、悩みましたが撤退することにしました。
初心者が進むには厳しすぎます。

きた道を戻ります。
晴れていると熊野岳山頂からは月山、鳥海山、朝日連峰、飯豊連峰が一望できます。
雪山は、また夏山と違って神々しさがあります。感動。

帰りはリフトではなく歩きでゲレンデの隅をおります。
ここが結構疲れます。スキーがあればなぁと思う瞬間です。
レストハウスに到着です。
カレーとそばで腹ごしらえします。

ゆっくり休んで帰りのバスを待ちます。
出発は 16時 00分です。
本数がないので、乗り遅れると帰れません。
乗り遅れないようにしましょう。
振り返って
初めての雪山でしたが、めっちゃ危ないという箇所もなく、ポール等あり道がわかりやすいので何とか登れました。
結果は、山頂を踏むことなく撤退しましたがスノーシューハイクを堪能できてよかったです。
ただ、夏山より、天気によるリスクがあるので行かれる方は天気をよく確認し晴れた日を選んだ方がいいです。
この後何度も登り晴れた日もありましたが、やはり稜線は別世界です。
蔵王特有の風の強さによりきちんとした装備なしでは長時間稜線上を歩けません。
侮ることなく、準備を徹底していきましょう。
実際、ついこの間もホワイトアウトにより遭難が発生し亡くなられた方がいらっしゃったようです。
亡くなられた方のご冥福をお祈りいたします。
どんな山でもリスクはあります。そして冬山となればそのリスクがさらに上がることを痛感した山行でした。
YouTubeチャンネルやっています。
終わり
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