35歳から登山を始めた単独登山が好きな初心者の日記です。山行日記や登山用具に重課金しまくった経験を元に登山ギアの紹介をしています。これから登山を始められる方の参考になれば幸いです。よろしくお願いします。

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初心者にこそスポルティバ ボルダーX MIDのおすすめするわけ

登山ギアレビュー

こんにちは!テルです。

今回は、スポルティバのアプローチシューズ、ボルダーX MID のレビューをしたいと思います。

結論から言うと、雪山以外のアルプスをはじめどんな山にもおすすめのシューズです。

登山靴は、3種の神器と言われるくらい重要な装備です。

それゆえに登山靴選びは悩みの種・・・。

『どんな靴を選べばいいかわからない。』

『何を基準に選んだらいいの?』

『滑らない靴が欲しい』

私も散々悩みました。

ここからは、4年間の間に8足の登山靴を購入して大キレットから里山まで様々な山で使用した私がなぜボルダーXをおすすめするかをご紹介していきます。

購入のきっかけ

購入のきっかけは、だんだんと自分の好きな山の傾向が見えてきて、岩場でも、しっかりグリップし槍ヶ岳での失敗の経験から歩きやすい靴が欲しいと探し始めたことです。

失敗談はこちら・・・↓

【登山日記】二度目の北アルプスは憧れの槍ヶ岳!!カッコ良すぎて興奮からの膝痛。登れないかと思った件。
今回の山行は計画自体無理があったと思います。槍への日程はまだしも、横尾経由の奥穂は無謀でした。疲れを貯めたまま、涸沢までの長い道のりは今だったら無理だと判断できるのですが、この時の私は、槍も奥穂もゲットしたい欲に駆られ、何とかなると甘い考えだったと思います。外的要因としては、新しく買った靴が重く、硬すぎたと思います。10k以下の装備にあの靴はオーバースペックで、自分歩き方には適してない靴でした。岩稜帯だから硬くしっかりした靴出なくてはという知識で自分のスタイルを理解できてなかったが故の選択ミスでした。(形から入る方には多いんじゃないかなと思います。)それにより足に負担がかかり膝痛に繋がったと思います。

だいぶ前から登山雑誌等でおすすめされていましたので気にはなっていました。

北アルプスにピッタリと書かれていたので自分に会うのか、重かったりしないか、試しばきすることにしました。

アプローチシューズの中では有名な方の靴なのでいつも利用している登山店にあり、履いてみることにしました。

おすすめの理由

①抜群のフィット感

特徴的だったのはつま先の方から始まる靴紐。

普通の靴より指先の方から始まっています。

これによりしっかり足にフィットしそうです。履いてみてびっくり!今までのどの登山靴よりもピッタリフィットします!(すごい衝撃的だったのを今でも覚えています。)

②ウエットな路面に強い

裏のソールには今まで履いた、どれとも違う丸い吸盤のようなグリップがいっぱい付いています。

このソールは、ビブラム社がウォーターシューズ用に開発したソールです。

つまり、ウエットな路面に着地しても滑りにくいと言うことです。

実際、山形の月山に登った時、濡れて苔っぽい明らかに滑りそうな岩場を降っていた時もほとんど滑らず降りて来れました。

滑ったら体を岩に叩きつけてしまうような場所だったのですごく助かりました。(もちろん慎重に下りたからというのもありますが。)

高山に登るときでも、登り口は樹林帯で沢も近く、ウエットな環境は結構遭遇します。

そんな時にも安心して歩けるのは大きなアドバンテージ。

③もちろん岩場にも強い

元々が、クライマーが岩場までの山道を移動する際に履くアプローチシューズ。

簡単なクライミングならこなせるように作られています。

剱岳の時も安心して登ることができました。

滑りやすい土の上に落ち葉がある道も・・・

岩場も・・・

岩と乾いた土のMIXも・・・

土も・・・

乾燥した砂地の上も・・・

どんな場所でもグリップしてくれます。

ビブラムソールとインパクトブレーキシステムのおかげだと思います。(過信は禁物です。歩き方にも十分注意してください。)

④気になること・・・。

一方この靴はソールが硬いので底付き感(岩の当たる感じ)は、薄いですが凸凹を吸収しないのでその逃げた力を足首で吸収する感じになります。

変な角度の面に足を置くときは気をつけないと足首をやってしまうかなとも思います。

ただ、それはこのシューズに限らず、ソールの硬い靴全般に言えることだと思います。

メリット、デメリット

このシューズのおすすめポイント

  • つま先の方から靴紐で調節でき、フィットしやすい。
  • ソールの硬さによって底付き感が少ない。ゆえに足へのダメージが少ない。
  • 濡れた路面はもちろん岩場にも強い。
  • クライミングゾーンを設けており、立ち込みしやすい。

デメリット

  • ソールが硬めなので逃げた力を足首で吸収する感じになる。
  • 価格は31,900円(税込)とやや高め。

まとめ

実際に使用してみて感じるのは、北アルプスにおすすめと書いてあったのは嘘ではないと思いました。

どんな状況にもある程度対応してくれますし、グリップも安定しているので頼もしい相棒です。

流石に低山ではオーバースペックですし、ソールが勿体無いのでトレランシューズを履いていますが、同じ山で履き比べると性能の差を感じます。

お手頃な価格ではないですが価格に見合う性能を有していると感じる一足でした。

ずっとこれでいいなと感じています。

レビューをみても『この靴3代目!』など買い替えてずっと使っているユーザーが多いように感じます。

私もその一人になりそうです。笑

同社で扱っている同じような性能が期待できそうな上お値段も抑え目なローカットのトラバースX4も気になっています。(浮気者笑)

もし、機会があればレビューしたいと思います。

YouTubeチャンネルやっています。

テルの登山日記
35歳から登山を始めた飲食店店長の日記です。 年間100万円登山ギヤに課金。 槍、穂高、剱、大キレット、冬の八ヶ岳登頂。 ロングトレイルやトレラン、クライミングもかじってます。 これから登山を始める方向けに役立つ情報を発信していきます。 ブログ Amazonアソシエイトのプログラムを利用して、ご協力いただいた収益...

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