こんにちは!テルです。
今回は、スポルティバのアプローチシューズ、ボルダーX MID のレビューをしたいと思います。
購入のきっかけ
購入のきっかけは、だんだんと自分の好きな山の傾向が見えてきて、岩場でも、しっかりグリップし槍ヶ岳での失敗の経験から歩きやすい靴が欲しいと探し始めたことです。
だいぶ前から登山雑誌等でおすすめされていましたので気にはなっていました。
北アルプスにピッタリと書かれていたので自分に会うのか、重かったりしないか、試しばきすることにしました。
アプローチシューズの中では有名な方の靴なのでいつも利用している登山店にあり、履いてみることにしました。

サイズ感
私の足形はエジプト形で甲は薄い方です。
普段は27㎝の靴を履いていますがこの靴は 28.5㎝で選びました。
ボルダーXの見た目的には、トレッキングシューズに近い感じです。
履いてみると岩に立ち込めるように硬めです。剛性もありそうです。

特徴的だったのはつま先の方から始まる靴紐。
普通の靴より指先の方から始まっています。
これによりしっかり足にフィットしそうです。履いてみてびっくり!今までのどの登山靴よりもピッタリフィットします!(すごい衝撃的だったのを今でも覚えています。)
裏のソールは今まではいたどれとも違う丸い吸盤のようなグリップがいっぱい付いています。
このおかげで、岩で滑りづらくなるそうです。(汚くてすみません・・・。)

ソールは若干アーチがあり、履いた感じが硬いのでイメージとしては半円の物体を靴底につけている感じで舗装されたアスファルトを歩くと慣れるまで違和感を感じるかもしれません。
でも心配無用です。登山道に入るとその感覚は一切なくなりしっかり歩けている感覚になります。
不思議です。なぜこういう感覚になるのかは素人なので詳しく説明できませんが、使ってみて感じることは安心感があるということです。

滑りやすい土の上に落ち葉がある道も・・・

岩場も・・・

岩と乾いた土のMIXも・・・

土も・・・

乾燥した砂地の上も・・・

どんな場所でもグリップしてくれます。
ビブラムソールとインパクトブレーキシステムのおかげだと思います。(過信は禁物です。歩き方にも十分注意してください。)
実際、山形の月山に登った時、濡れて苔っぽい明らかに滑りそうな岩場を降っていた時もほとんど滑らず降りて来れました。
滑ったら体を岩に叩きつけてしまうような場所だったのですごく助かりました。(もちろん慎重に下りたからというのもありますが。)
ソールが柔らかいと不整地に足を置いた時、ソールがその凸凹を吸収してくれている感覚ありますが、反面岩の感じがはっきりわかり、岩場を長時間歩いているとそれが足の疲労となって現れます。
一方この靴はソールが硬いので底付き感(岩の当たる感じ)は、薄いですが凸凹を吸収しないのでその逃げた力を足首で吸収する感じになります。
変な角度の面に足を置くときは気をつけないと足首をやってしまうかなとも思います。
ここはちょっと気になる点です。結局どちらを選ぶかはユーザー次第だと思いますが。
メリット、デメリット
このシューズのおすすめポイント6つは
- つま先の方から靴紐で調節でき、フィットしやすい。
- ソールの硬さによって底付き感が少ない。
- アッパーがスエードレザーなので岩にも強そう。
- ソールの形状で岩で滑りづらい。
- クライミングゾーンを設けており、多少立ち込みしやすい。
- 足先がしっかりガードされていて安心感がある。
デメリット
- グリップがいい靴なので、ソールが減るのも早いようです。
- ソールが硬めなので逃げた力を足首で吸収する感じになる。
- 価格は29,700円(税込)とやや高め。
まとめ
実際に使用してみて感じるのは、北アルプスにおすすめと書いてあったのは嘘ではないと思いました。
どんな状況にもある程度対応してくれますし、グリップも安定しているので頼もしい相棒です。
流石に低山ではオーバースペックですし、ソールが勿体無いのでトレランシューズを履いていますが、同じ山で履き比べると性能の差を感じます。
お手頃な価格ではないですが価格に見合う性能を有していると感じる一足でした。
ずっとこれでいいなと感じています。
レビューをみても『この靴3代目!』など買い替えてずっと使っているユーザーが多いように感じます。
私もその一人になりそうです。笑
同社で扱っている同じような性能が期待できそうな上お値段も抑え目なローカットのトラバースX4も気になっています。(浮気者笑)
もし、機会があればレビューしたいと思います。
最後に注意点・・・。この靴の色、単体でみるとかっこいいんだけど・・・。持ってる装備と合わない泣
別な色もあるので、慎重に選んでくださいね笑。安い買い物ではないので・・・。
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終わり

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