こんにちは!テルです。
今回は、県内最後の百名山である吾妻山に行ってきました。なかなかコロナ禍で行けてなかったのですが、少し落ち着いてきたこともあり、登ってみることにしました。ネットで調べる限り、景色が綺麗そう!晴れてくれよと願いながら当日を迎えます。
果たしてどうなることやら。
登山口までのアクセス
吾妻山は火山です。事前に火山性ガスや噴火警戒レベル等下調べが大事です。私は、下記リンクのサイトをもとに情報収集しました。

今回の登山では、吾妻小富士や五色沼を見たいというのが一つの目的でしたので、山形県側からアクセスしやすい、磐梯吾妻スカイラインを通って浄土平から出発しようと思います。
山形から高速で米沢に向かい、福島大笹生ICで高速を降りて磐梯吾妻スカイラインを経由して浄土平駐車場につきます。
磐梯吾妻スカイラインでは、火山性ガスの対策で、窓を締め切り、停車してはいけない区間があるようです。マジかよ。こわっ。
山行記録
前日まで天気予報と睨めっこ。あまりよくはなさそうです。私が山行の際確認している天気サイトは
- 天気とくらす 普通の天気予報は平地の予想です。山では違うこともあります。てんくらは山にも使えて登山に向いている天気か、A(向いている)、B(あまり適さない)、C(不適)で評価してくれます。
- 気象庁の各地域の気象台の予報。その地区の気象台が出しているので精度が高い。県内の地域ごとに出してくれていて、ある程度先までわかる。また、予報の信用度も表示してくれるのは、計画を立てやすく、助かる。あくまでも平地の予想であるが大まかな傾向は掴める。
- 気象庁のリアルタイム雨雲レーダー。(あまり先までは予測できませんが、ゲリラ豪雨や雷の遭遇に備えて入れてあります。)
てんくらでは終日B、C予想
気象庁では曇りだが、降水確率は0から10%。つまり悪くはない。
どっちなんだい!!!!
決めかねるよ。天気の悪い日の登山は展望もなく辛いのでなるべくしたくないのに・・・・。
最近てんくらがあまり当てにならないことが多かったので、天下の気象庁?の情報を信じます。笑
当日を逃すともう行けなさそうだったのと何より体が山を欲しており、決行することにしました。(もちろん本当にやばい時は行きませんよ。命に関わるので。)
今日は、長い時間の山行ではないのでゆっくり出発です。山形市から浄土平駐車場までは高速使用で2時間程度。6時に出発し、8時少し前に到着しました。
磐梯吾妻スカイラインは境目が分かりづらく、最初は農道?を走ります。はっきり磐梯吾妻スカイラインだとわかるのはだいぶ登ってからです。道に標高が書いてあるので今どの辺なのかわかりやすいです。下界は予想通り曇り。登ってる最中はガスってるのか雲に入ったのか前が見えず危ないです。しばらく行くとうっすら晴れ間が!!!!あれ、これワンチャン晴れるんじゃね?とテンション上がってきたところで雲を抜け、真っ青な空が!写真は撮れませんでしたが、この道やばいです。雲海が目の前に出てきてまるで雲の上に道路がありその上を走ってる感覚に。スカイラインに相応しい道でした。気持ちいい!車止めれる箇所が何箇所かあり、写真撮りました。撮り方が下手くそで伝わらないのがもどかしい!!!
天気最高!!!(てんくらよ・・・。怒)

目の前に雲海があるのでまるで雲の上を走ってる感覚になる。写真下手くそですみません・・・。

やがて、吾妻小富士などの山も見えてきてテンションマックス!!!
駐車場に到着。と同時にレストハウスのシャッターが開きました。

今回の目的は、西吾妻山までの縦走ではなく、吾妻小富士、五色沼(魔女の瞳)、東吾妻山周辺をプラプラが目的です。コースタイムも6時間程度。ゆっくり進みます。
気温は12℃。ただ天気がいいので暖かいです。
早速、目の前の吾妻小富士に登ります。木製の階段がついており歩きやすいです。わずか10分で外輪にたどり着きます。10分で登れる富士山、ここにあり!笑



登りきると左に時計回りでの周回をおすすめされます。道はちょっとザレてますが全然歩きやすいです。



歩き始めて6分の1位周回したあたりでしょうか。引き返しました。
なぜかというと・・・
風が強い!!!強すぎ!!!ここはいつもこうなのかな?おそらく風速15m位。帽子が飛ばされそうになり、ロングパンツは大きくばたつき、目からなぜか涙が出てくるくらいの風。煽られるのはもちろん、色々飛ばされそうになりただ歩く事に集中できないこと、風のせいで体温が持っていかれそうなこと。周回には50分かかるのでその間ずっとこの風は危険と判断。戻りました。何人か回ってましたが。
戻っている時に、なんで時計回りに回ったほうがいいのかわかりました。石が丸く小粒なためツルッと滑り、転倒の危険があります。パチンコ玉に乗ったと思えばイメージしやすいと思います。反時計回りに周回される方は十分注意してください。
駐車場に戻り、ビジターセンターをすぎると登山道が見えてきます。


最初のうち、ちょっとベチョベチョしてます。

一切経山と谷地平の分岐。

振り返ると吾妻小富士が。ちょっと引いてみるとすげー迫力。こういう山見るの好きです。

ちょっと秋を発見。

酸ヶ平避難小屋が見えてきました。

ちょっとした登りが終わると、木道歩きです。岩岩な山も楽しいけど、こういうのもいい。たのしー!

一切経山と東吾妻山分岐

不思議な色。もともとこういう色なのかな。

避難小屋。右に写っているのはトイレです。1回100円のトイレ使用料かかります。

小屋の中を拝見。

実際は、もっとピンクに見えて綺麗でした。

東吾妻山方面。落ち着くー。



一切経山山頂。なんかいっぱい立ってる。ここは結構開けています。風が強い。

これこれ。これみたくて来た。五色沼(魔女の瞳)。綺麗。雲海もグット!

あまり風が強いから、そそくさと戻ります。これから向かう、東吾妻山。


なんかほんと湖みたいな沼。海外の山感を感じるのは気のせいだろうか。テル流に表すとフォレスト感が強い。




東吾妻山への道は、木々に囲まれあまり展望はないです。道はそんなに急じゃないです。ただ、大きな段差があるところが結構ありました。

数少ない秋を感じられたシーン。

急に展望が開けた。山頂間近。

遠くに湖が見える。猪苗代湖・・・ではないみたい笑

東吾妻山山頂。

あまりみない赤い岩。下山中に見つけました。


迫力あるなあ。

晴れの日にそよぐすすきを見るとほのぼのします!

登山口まで戻って来ました。ガスが出てる。

レストハウスでラーメンとカレー!!!わかりにくいですが、ライスが吾妻小富士みたいに窪んでます。かわいい。量も多すぎずちょうどいいです。美味しく食べて、帰宅の途につきました。

まとめ
今までいろんな山に登って来ましたが、自分的にまた行きたい山と、一回でいいかなという山があります。今回の吾妻山のこのルートは景色も綺麗で、木道歩きも多く、沼もあり、すごく癒されました。のんびり歩きたい時におすすめできる山だと思います。西吾妻山までの縦走とかでなければ、初心者にもおすすめできるいい山だと感じました。テル的また来たい山にランキングされました。挑戦的な山も達成感あっていいですが、こういう癒しの山もいいですよね。また来たいなぁ。
※吾妻山はいい山ですが、火山だということを忘れず、しっかり情報収集して登りましょう。
それでは、みなさんご安全にいい山行を!!!
終わり
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